1.信用情報に履歴がつく可能性
2.今後の借入が難しくなる可能性(請求先・消費者金融での)
3.期限切れで請求できなくなる
過払い金請求のリスクだと思います。
1.信用情報に履歴がつく可能性
借金が残った(ずっと残っている)場合です。
・請求して借金完済→履歴なし
・請求後に借金完済→履歴なし
・請求後に借金残り→履歴がつくの可能性
2.請求先(消費者金融)からの借入は難しくなる可能性
現在は法定金利内で貸出をしているからです。
(加えてお金が出ていくので気分は良くない)
過去の利息制限法より高い金利部分に対する請求
=払い過ぎた利息を返してもらうだけ
という点で請求する権利はあります。
私は過払い金請求して返還がありませんでしたが、
債務整理などの明確な減額処置と比べるとリスクは低いように思いました。
(過去とはいえ正統な権利ですので)
もし請求先の消費者金融から、
今後借入をする予定がなければ特に問題ないと思います。
3.期限切れで請求できなくなる
2017年頃までです(請求できるのは)
↑
・2006年にグレーゾーン金利が最高裁で違法判決
・2007年前後に各貸金業者は利息制限法以下に改訂
・時効は10年
=2007年+10年=2017年
という背景と理由です。
この場合、
「戻ってくる過払い金があるのに戻って来ない」
という機会損失になってしまいます。
・いくら戻ってくるのか?
・いつ戻ってくるのか?
を把握するためには早期の、
・弁護士、司法書士への無料相談
・調査依頼(計算してもらう)
が良いと思っています。
(参考)
*利息制限法に定める上限金利
元本が10万円未満の場合:年20%
元本が10万円以上100万円未満の場合:年18%
元本が100万円以上の場合:年15%
*グレーゾーン金利
利息制限法超え〜出資法未満
*出資法
年29.2%が上限金利