借金返済と感謝の関係性が、
『Gratitude: A Tool for Reducing Economic Impatience』
の論文結果で分かりました。
この研究では、
参加者に対して、「幸せ」「感謝」「ニュートラル」
の3つの感情のうちどれか1つを割り当てて、
その感情を伴う経験について書いてもらったもので。
その後、今すぐ少額のお金をもらうか、
あとで大金をもらうかという選択をさせます。
実験の結果、
「感謝」の経験を記した被験者の方が、
あとで大金をもらう選択をする傾向が見られました。
これは私個人的にも「体感済み」です。
借金生活苦に陥ったときは、
・自分はこんなもんじゃない
・借金なんて返せる
・損得で人と接する=得がある人だけ
・両親にも全然会ってない
という状況でした。
そして生活が廻らなくなり、
・専門家にお世話になった
・両親に生活苦補填をしてもらった
・自分はこんなもんだと受け入れた
ことによって、
「当たり前は当たり前ではない」
と感謝の気持ちを持つようになりました。
(半ば強制的に 笑)
そうすると出会う人も手を差し伸べてくれるようになり、
結果的に借金生活苦が改善していきました。
「ないものではなくあるものに目を向ける」
大切さを再認識できた論文結果でした。